泌尿器科
泌尿器科

泌尿器科は、腎臓・尿管・膀胱・尿道などの尿路系の臓器に加え、前立腺・精巣などの男性特有の疾患や、女性の頻尿・尿漏れ・膀胱炎など排尿に関するお悩みまで幅広く診療する診療科です。頻尿、血尿、排尿時痛、尿失禁、尿路結石、前立腺肥大症、性感染症など、日常生活に関わるさまざまな症状に対応しております。泌尿器の症状は「年齢のせいだから」「相談しづらいから」と我慢される方も少なくありません。当院では、男性・女性を問わず安心してご相談いただけるよう、プライバシーに配慮した診療を心がけております。気になる症状がございましたら、お一人で悩まずお気軽にご相談ください。
このような症状やお悩みがある方はご相談ください
尿道炎は細菌感染や尿道の粘膜が傷つくことで起こります。クラミジア性尿道炎や淋菌性尿道炎など性感染症によることが多く、排尿時に焼けつくような痛みやかゆみ、不快感があります。尿道から黄色や白色の膿が出て下着を汚したり、尿道口が赤く腫れたりします。クラミジア性尿道炎では違和感程度で症状が乏しく、知らずにパートナーへ感染させてしまうことがあります。男性の場合、尿道炎を放置すると精巣上体炎(副睾丸炎)や前立腺炎に進行することがあります。早めの受診が必要です。
腎臓から尿道につながる尿路に結石ができる疾患です。泌尿器科外来でも頻度の高い疾患の一つで、男性は女性の約3倍多く、約20人に1人が生涯に一度は罹患するとされています。結石の大きさや位置によっては激痛が起こり、発熱・吐き気・嘔吐を伴うこともあります。尿検査・超音波検査・CT検査などで診断し、4mm以下の小さな結石は薬剤による自然排石を待つ保存療法が基本です。10mm以上の大きな結石や自然排石が難しい場合は、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)やレーザーを用いた内視鏡手術などが必要となりますので専門機関にご紹介します。
急性前立腺炎は大腸菌などの細菌が尿道から侵入することで起こり、高熱・排尿困難・排尿痛・残尿感・全身倦怠感が現れます。急激に悪化すると敗血症を併発する危険があるため、早期治療が重要です。慢性前立腺炎は長時間座ったままの姿勢を取り続ける人、働き盛りの20~40代に多く、会陰部の不快感・排尿・射精時の痛みなどが特徴です。症状が改善するまでに数か月かかることもあります。
前立腺が肥大することで尿道が圧迫され、さまざまな排尿障害が生じる病気です。中高年男性に多く、夜間頻尿(夜中に何度もトイレに起きる)・排尿困難(尿が出るまで時間がかかる)・尿線が細くなるなどの症状が現れます。進行すると尿が全く出なくなる「尿閉」に至ることもあります。近年は生活習慣病との関連も報告されています。診断には国際的評価方法(IPSS)・直腸指診・超音波検査・MRI・PSA検査・尿流計検査・残尿測定などを行い、症状に応じて薬物療法や手術療法を選択します。
前立腺がんは男性が罹患するがんの中で一番多いがんです。かなり進行するまで症状が無いケースがほとんどで、検診がとても重要になります。検診でPSA(前立腺特異抗原)という腫瘍マーカーを測定するようになり、早期診断も可能になってきました。
早期発見、治療を行えば死亡率は非常に低いがんです。50歳を超えたら年に1度はPSA検診をお勧めします。
満足な性行為を行うのに十分な勃起を得られないか、または持続できない状態です。
器質性(血管性、神経性、など)と心因性に大別されますが、その両方を有する混合性もあります。加齢とともに多くなり中高年以降は器質性、若年者では心因性が多いです。まず生活習慣の改善を指導し、漢方療法やPDE5阻害剤などの薬物療法を行います。
膀胱の収縮活動がコントロールを失い、膀胱に尿が十分にたまっていない段階から、膀胱が勝手に収縮してしまう病気です。頻尿はもちろんですが、尿意が頻発し、我慢することができず、漏らしてしまう切迫性尿失禁などが発生します。日本では1000万人以上の男女が罹患するといわれている頻度の高い病気です。脳や脊髄の病気、前立腺肥大症、膀胱炎、加齢、精神的なストレスなど原因は様々ですが、原因がはっきりしないケースも少なくありません。
診療では、他の病気の可能性も含めて、問診や検査を行います。生活習慣の見直しで頻尿が改善することも多い病気ですので、薬だけに頼らず生活習慣の見直しや指導も積極的に行っていきます。
尿失禁は、40歳以上で4割の方が経験しているといわれており、トラブルを抱えて悩んでいる女性も少なくありません。尿失禁は自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまう症状で、「切迫性尿失禁」「腹圧性尿失禁」「混合性尿失禁」「溢流性尿失禁」「機能性尿失禁」に分類されています。
切迫性尿失禁は、急に襲われる切迫感のある尿意があり、我慢できずに漏れてしまうという症状です。排尿コントロールがうまくいかず、トイレに駆け込む事態が生じ、外出や乗り物の移動中に困ることがあります。腹圧性尿失禁は女性の尿失禁の中で最も多く、咳やくしゃみ、笑ったときや重い荷物を持ったときなど、お腹に圧がかかったときに尿が漏れてしまう症状です。骨盤底の筋肉の緩みが原因で、妊娠や出産、加齢などを契機に発症します。このほか、尿を排出したいのに出せず、少しずつ漏れてしまう溢流性尿失禁や、認知症や運動機能の低下が原因で起こる機能性尿失禁があります。
尿失禁は、状態や症状に応じて治療と対策方法があります。我慢したり諦めたりせず、早めにご相談ください。
女性に多く、頻尿、血尿、排尿時の痛みが特徴的な病気です。多くは排尿の最後のほうや排尿後にしみるような不快な痛みを感じます。悪化してくると残尿感がひどく、何度もトイレに行くようになり、はっきりとした痛みを伴うこともあります。さらに悪化すると、排尿時の焼け付くような痛み、血尿が現れることもあります。膀胱炎は何らかの原因で尿道から細菌が膀胱へ侵入することによって起こります。一番の原因となるのは大腸菌ですが、通常は抗生剤治療で数日以内に完治することがほとんどです。女性は、尿道長が短く、膣に細菌が定着しやすいことから、大腸菌などの細菌が尿道口から侵入しやすいため、男性に比べ尿路感染症が起こりやすいとされています。生理で衛生管理が一時的に難しいことや解剖学的要因で膀胱炎を繰り返しやすいです。
予防は水分を適切にとり、お風呂やシャワーなどで陰部を常に清潔に保つことが大切です。排便後にも陰部の洗浄を行うと効果的です。膀胱炎は放っておくと腎盂腎炎を併発してしまうこともありますので、膀胱炎の疑いのある症状が出た場合、早めの受診をお勧めします。
尿路に起こる細菌感染症の一つです。腎臓内にある尿のたまる部位を腎盂(じんう)といいますが、そこに膀胱から大腸菌などの細菌が逆流することで感染を起こします。急な発熱、悪寒、吐き気、脇腹や腰の痛みなどの症状が出ます。抗生物質や抗菌薬で治療し、3〜5日ほどで熱は下がりますが、治療が遅れると入院が必要なこともあるので早期の治療が大切です。
細菌が尿道に入り込んだ場合、腎臓まで上ってこないようにすることも大切です。水分を多めに取り、もし高熱がでる場合はすぐに泌尿器科を受診ください。
主な性感染症には、梅毒、性器クラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、トリコモナス、HIV(エイズ)などがあります。クラミジアなどは性行為を介して感染しますが、初期は感染していても自覚症状に乏しく、気づかないこともあります。放置して症状が進行すると、頚管炎や下腹痛などを起こしたり、病気によっては骨盤腹膜炎を起こし不妊の原因になったりもします。
病気により診断・治療法は様々です。おりものの変化(量の増加・色味の変化・悪臭)、外陰部の痛み・かゆみ・潰瘍・水疱やイボの出現、不正出血などがある場合は早めの受診をお勧めします。
性感染症は、決して特別な病気ではなく、誰にでも起こりうる身近な疾患です。特に梅毒は国内外で急増しています。早期発見・早期治療を行うことで、症状の悪化や大切なパートナーへの感染拡大を防ぐことにもつながります。気になる症状やご不安がございましたら、お一人で悩まずお気軽にご相談ください。
大井町駅周辺で泌尿器科をお探しの方は、ぜひ当院へご相談ください。頻尿・血尿・排尿時痛・尿漏れ・膀胱炎・前立腺のお悩み・性感染症など、男性・女性を問わず幅広い症状に対応しております。女性の場合は近隣の婦人科と連携して対応しています。泌尿器のお悩みはデリケートな内容だからこそ、安心してご相談いただける環境づくりを大切にしています。泌尿器科専門医であり、漢方専門医が在籍している当院へ、気になる症状は我慢せず、些細なことでもお気軽にご相談ください。地域の皆様に信頼いただける「大井町駅のかかりつけ泌尿器科」を目指しております。
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